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経営サポート -自計化支援-
自計化とは、「お客様ご自身で基本的な記帳を行って頂くシステム」のことです。
こう言ってしまうと、「では、会計事務所は何をやってくれるの?」と疑問が出てくると思います。
その答えは、「記帳代行がなくなることで生まれる余剰時間を、医院の成長戦略のためのアドバイスであったり、もっと節税する方法をご提案し、それを実行に移していく」ことになります。つまり消極的経理から積極的経理へと変化していくことで、経営会議が充実していくのです。
詳細は自計化の勧めで記載しておりますので、そちらをご覧ください。 → 自計化の勧め
さて、お客様が基本的な記帳を行って頂くのですが、「やったことがないのでちゃんとできるか不安だ・・・」といった声が聞こえてきそうです。
しかし、心配はございません。 ストレスなく、自計化を導入して頂くため、当会計事務所では自計化支援システム(TKC FX2戦略財務システム、医業版はMX2)を利用しております。
どのようなサポートをするかをご説明する前に、このFX2(MX2)システムの特徴を簡単にご紹介いたします。
・多角的な医業経営分析が可能 会計データの入力に加え、「診断報酬請求書」等からの医業データを入力することにより、患者数分析、診察点数分析、病床分析等の医業経営に有効な時系列分析が行えます。
・原因究明(ドリルダウン)型の問合せ 「経営成績の問合せ」画面で業績の変化を発見した場合に何が原因なのか「会計伝票」までさかのぼって検証できる、原因究明(ドリルダウン)型の問合せができます。
・戦略経営グラフ 外来・入院別患者数推移、及び患者1人1日当たり収益分析等の医業専用の情報がグラフで即時に確認できます。
・診療科別医業収益分析 診療科ごと(60診療科)の医業収益、限界利益、固定費、経常利益の比較分析が行えると共に、診療科別医業収益分析表から原因究明(ドリルダウン)型の問合せが行えます。
・資金管理情報をタイムリーにレポート 決算作業が進行している最中でも、日々の会計伝票の入力が休むことなく行えるので、資金繰り実績表もタイムリーに確認できます。
・医業データ分析表 経営会議及び業績管理の資料として、医業収益分析表、病床分析、患者数内訳推移表、診療点数内訳推移表、患者数分析、診療点数分析等の各帳票が、リアルタイムに入手できます。
・改正消費税法 仕入税額控除の要件となる帳簿の記載事項を完全に網羅し、簡単かつ合理的に入力できる機能が充実しています。
・日々の経理業務は簡単 日々発生する窓口収入等の医業収益を保険種類別・外来入院別にあらかじめ仕訳辞書に登録することにより、簡単一括入力が可能です。
・医業データの入力 日々の医業データを入力することにより、外来患者延数および外来診療点数の3年間の比較分析が行えます。 また、診療報酬請求書から、月次医業データを入力することにより、医業収益と医業データを総合的に分析できます。
証憑書類(領収書や請求書等)から直接FX2に入力することを前提とした整理の仕方、添付方法、証憑書番号の付け方などについてご説明します。
電源を入れるところからキーボード等の操作、漢字変換の仕方、印刷の仕方などコンピュータの基本操作について丁寧にご説明します。
証憑書から入力する際の入力方法、訂正・削除の仕方、現預金の残高確認の仕方、その他経理業務に必要な操作についてご説明します。
定型仕訳を活用し、入力業務の省力化します。毎月発生する仕訳や使用頻度の高い仕訳を定型仕訳として登録することで、次の入力からは「マウスでクリック」または「キーボードで選択」すればよく、入力 処理時間が大幅に短縮できます。
自計化を導入するためには、経理処理をお客様に行って頂くので「お客様の負担が増える」ということがデメリットになります。
しかし、実際にやってみるとそれほど面倒なものではありません。 毎日行えば1日20分程度、1週間のうち2時間程度で終了します。つまり、1ヶ月を4週としますと、2時間×4週=8時間で記帳は完了します。院長夫人やスタッフが行ってもすぐに完了できます。
また、自計化を推進するにあたり、お客様が簡単に記帳を覚えられるように「マニュアル」や「フォロー体制」が当事務所では充実しておりますのでイメージされているよりも負担になることはありませんのでご安心ください。